倉知眼科倉知眼科

complications

白内障手術合併症について

手術には必ず合併症の可能性があります。

後嚢破損・チン小帯断裂・水晶体核落下(0.1~0.5%)

水晶体嚢を残してそこに眼内レンズを入れます。水晶体嚢やチン小帯の状態が弱いと少しのことで破損することがあります。

後嚢破損が起こると後ろにある硝子体が出てきて邪魔をします。眼内レンズを入れるために残った水晶体や硝子体を 切除する必要があります。

ここで当院は硝子体手術が可能です。

30~50分ほど時間がかかりますが引き続き硝子体手術を行い、眼内レンズを固定する手術を行うことができます。

他施設へ転院することなく当院で硝子体手術と眼内レンズ強膜内固定手術を受けることができます。

多くは炎症のため1週間ほどで視力は回復します。

高眼圧・前房出血

手術の炎症のため翌日から3日程度眼圧が上がることあります。

緑内障点眼や内服でしばらく様子を見ます。前房出血が多い場合は前房洗浄します。

術後眼内炎(0.05%)

術中術後に創口から細菌が侵入すると眼内で繁殖し、細菌の種類によっては網膜が強いダメージを受けて失明してしまう場合もあります。

ウイルス同様に細菌もゼロにはできません。どれだけ対策をして気を付けても侵入し繁殖する可能性があります。

この場合、速やかに緊急手術を行います。

駆逐性出血(0.02%)

手術中の『りきみ』で起こる脈絡膜血管の動脈性出血です。

失明に近い状態になることもあります。